客観視のリアリズム

運転中には様々な感情を抱える

企業ドライバーは社有車を運転中、時間に追われる焦りやイライラ、顧客とのトラブルによる不安等、様々な感情を抱えて運転していることがあると思います。

しかし、感情のおもむくままに行動することは当然許されることではありません。

そこで、企業ドライバーに求められていることは感情のストレスと上手くつき合うスキルを身につけることであり、感情のストレスを扱う安全運転教育では、「客観視のリアリズム」の態度形成を教育目標とすべきとされています。

要するに、自己の感情状態に対して距離をおきながら冷静につき合うことがこの概念となります。

客観視のリアリズムに必要なこと

企業ドライバーには、自己の状態を客観的に見つめる視点が要求され、感情ストレスは運転を不安全なものにすることを理解する必要があります。

教育を通して、客観視のリアリズムの態度を形成するという考えは、「運転適性の自己管理」が基盤としてあり、自己の運転の弱点、問題点、限界を知り、それを補うための行動戦略を自分なりに管理し実行することが運転適性の自己管理とらなります。

自分レベルの安全運転管理

運転支援システム等、企業ドライバーの運転を支援する方略とは反対の管理方法ですが、そもそも、人間は自分で自分を管理する能力を潜在的に有しており、安全運転を長年実行している人は、運転支援システムの力を借りなくても、自己の運転に対して安全管理ができています。

人が本来備えている安全運転の自己管理能力を引き出し、そのレベルを上げていくことも安全運転教育が果たすべき役割ではないかと思います。

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