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年度末にむけた安全運転
警察庁から発表されております2019年交通事故発生状況によりますと、春休みを迎える3月が一番多いことが明らかになりました。
様々な理由が考えられますが、主なものとして
・年度末で車や人が慌ただしく動く
・子供たちが春休みで活発に外出することが多い
こういったものが真っ先に考えられます。
仕事が忙しくなると「先急ぎの心理」が働きますので、安全確認が疎かになったり、信号の変わり目に強引に通過したりと無理な運転をするようになります。
また、子供たちも宿題があまりない春休みは勉強から解放され、活発に動きだすことも考えられます。
このような要因が潜む3月に皆さまがどんな注意を払い、運転する必要があるのか簡単にまとめてみたいと思います。
ゆとりをもった運転計画
年度末は普段より業務量が増え、業務量に比例し運転時間も長くなることが考えられます。
普段取れている休息が少なると体力的、精神的にも疲労が溜まってきます。
疲労が溜まってくると
・注意力、判断力の低下
・眠気に襲われやすくなる
・とっさの動作が鈍くなる
を招きます。
これらは安全運転を行う上で”敵”になります。
忙しい年度末であるからこそ、時間的、体力的に余裕のある運転を行なう必要があります。
ドライバーの皆さんは疲労を感じたらこまめな休憩を、管理者の方は無理のない運行計画、業務指示をすることが重要です。
子供たちを守る意識
春休み期間中は夏休み同様、日中でも街中に多くの子供たちが歩き回っています。
特に小さい子供たちは自分の事に集中すると、周りに注意を払うことが出来ず、大人が予測し得ない行動をすることがあります。
・住宅街
・大きい商業施設付近
・公園、運動場の付近
を走行する際は普段以上に飛び出しに注意を払い運転する必要があります。
小さい子供たちを守るのは私たち大人の”義務”です。
忙しい時期は自分の事に精一杯になり、安全運転に対する意識は疎かになりがちです。
そんな時期だからこそ今の時期、安全運転について職場内で考える必要があるのです。
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