column
リスクテイキング
わざと危険をおかす心理
リスクテイキングとは、自分の意思でリスクを負った行動をとることを言います。
普段から車を運転される方の中には、心当たりがある方もいらっしゃるかも知れません。
では、なぜ、運転者は自ら危険な運転をしてしまうのでしょうか?
その多くは、急いでいる、せっかち、いいところを見せたいといった他人からの賞賛、スリルを求める等、リスクは知っているが別の動機で危険を敢行してしまう。
または、危険を理解していない、自分の運転を過大評価している、その結果リスクを低く見積もるといったことで危険を敢行してしまうこともあります。
意思決定への影響
リスクテイキングには、リスクをおかしても得られるメリットが大きければ大きいほどリスクテイキングする方向に心理的圧迫が高まります。
また、安全に行動することがデメリットとなる要因が大きければ大きいほど、リスクテイキングは起きやすくなります。
このように、運転者の意思決定はメリット、デメリットで判断され行動へ移されていきます。
客観視できる自分でいる
リスクテイキングのメリット、安全に行動することのデメリット、それぞれを考えみてば人間の心理として、危険を敢行してしまう方は少なくないのではないかと思います。
これが、事故を引き起こす要因の一つになるのではないでしょうか。
自分のメリット、デメリットが行動に出ないように感情だけではなく、その考え方をコントロールする事も大切な事だと言うことです。
また、お客様や取引先から「渋滞で遅れそう」という連絡があった際はリスクテイキングする可能性も考慮し、「気にせず安全が最優先で来て下さい」というぐらいの対応が必要ですね。
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