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冬道の安全運転5則
これから冬本番
いよいよ冬本番、寒さが一段と厳しくなり、雪の降る量も多くなってきます。
積雪や道路の凍結など冬道に潜む危険から身を守るためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
冬道の危険
冬の交通事故において、「スリップ」による事故が全体の約8割を占めます。
スリップ事故が多く発生するのは、11月と2月が多く、夜よりも朝の時間帯で、外気温がマイナス4°Cからマイナス2°Cのときです。
冬道では、ブレーキをかけても思ったように止まれなかったり、急発進や急ブレーキ、急ハンドルの操作を行うと車がコントロールができなくなる場合があります。
【参考】
出典:令和2年10月19日 北海道警察本部交通企画課
※本資料は令和2年6月末までに計上された交通事故データに基づき作成しています。
また、スリップによる事故は正面衝突の割合が多く、危険認知速度が40km/hを超えると、死亡事故の確率が一気に高まります。
【参考】
出典:令和2年10月19日 北海道警察本部交通企画課
※本資料は令和2年6月末までに計上された交通事故データに基づき作成しています。
冬道の安全運転5則を守る
冬季の路面は、積雪量や走行する時間帯によって刻々と変化します。
冬道を運転するときは、ゆとりを持って行動し、冬道の安全運転5則を心がけましょう。
1、スピードは、夏場より10キロ以上減速する
2、車間距離は、路面乾燥時の2倍以上とする
3、急加速、急ブレーキ、急ハンドル等の急激な操作をさける
4、視界不良時は、前方をよく見て早めに徐行する
5、無理な追い越しはしない
【スリップ事故が発生する危険箇所】
出典:令和2年10月19日 北海道警察本部交通企画課
※本資料は令和2年6月末までに計上された交通事故データに基づき作成しています。
いつもの慣れた道路でも、夏場と冬場では状況が違うということをしっかり認識し、アクセルは徐々に踏み込んでゆっくり発進し、スピードを控え、慎重かつ早めの操作を心掛け、余裕を持った運転を要求されます。
その他では死亡事故、負傷事故共に業務中が最も多く発生していることを踏まえ、
【参考】
出典:令和2年10月19日 北海道警察本部交通企画課
※本資料は令和2年6月末までに計上された交通事故データに基づき作成しています。
企業として、冬道に対するリスクを十分に認識し、特に若手社員や雪国への人事異動者に対しては教育が必要になってきます。
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