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洗車と日常点検
なかなかできない洗車や日常点検
社用車を営業で使用している会社の皆さん、洗車や日常点検の実施頻度はどうでしょうか?
筆者がお客様のお話を伺うと、よく分からない、全くしない、たまに洗車機をかける、点検はリース会社任せ、というお話を伺います。
社用車を運転する現場の方達にとっては、営業回りで洗車なんてやっている時間はない、少しぐらい汚れていても気にならない、ガソリンだけ入っていればOK、営業が仕事だから運転が仕事じゃないし、といった感じでしょうか。
そんな中でも、洗車や点検を行った方が安全の確率は高くなります。
そこで、社有車の洗車や点検を行う大切さを共有していきます。
普段から社有車を運転する皆様の参考にして頂ければと思います。
洗車と点検のメリット
洗車と点検をセットで行うことによって、車内外の清掃が行き届き、以下のメリットがあります。
1、社有車に対する愛着が湧き、社用車を大切に扱うことによって運転にも好影響を与える
2、運転しているだけじゃ気付きにくい小さな不調や不具合に気付きやすくなり、車のトラブルを未然に防ぐことができる
3、整理整頓を行うことにより、運転中の車内トラブルがなくなる
4、窓ガラスやドアミラー、ヘッドライトに汚れが無いことにより、視認性が良くなるため、特に悪条件下において認知の遅れや見落としをしにくくなる
特に送迎バスや不動産など、営業でお客様をお乗せする場合に清掃の行き届いた社用車は必須だと思います。
安全の為に必要な事
車の運転を職業としている、教習所をはじめ、プロドライバーも業務はクルマの清掃や点検から始まります。
それは、お客様に快適に乗っていただく為や安全に1日の走行を行う為に必要だからです。
筆者の経験上、点検で見つかる多い不具合としては、ブレーキランプが切れていた、ウインカーランプが切れていた、釘などの異物が刺さりタイヤの空気圧が減っていた、バッテリー上がり、ワイパーゴムの劣化で水掃きが悪いといったところでしょうか。
そういった運転に影響を与える不具合や不安を、少しでも無くすためにも洗車や点検は大切だと感じています。
知らず知らずに影響
とわいえ、毎日なんてやる必要ないし、やらなかったからといって事故が起きるものでもないという企業ドライバーもたくさんいらっしゃると思います。
そこが落とし穴、各企業ドライバーがそういったモチベーションだと、安全や事故防止に対する意識も上がってこないのではないでしょうか。
車がピカピカなドライバーは事故は起こさないとはよく言ったもので、ピカピカに磨かれた綺麗な車に乗っているのときに比べ、車内はゴミだらけ、ボディは砂や水垢でシマシマなんて車に乗っているのとでは、ドライバーの気持ちは全然違います。
綺麗な車がドライバーの精神面に良い影響を与えることはイメージが湧きますし、仕事中の机の上を見れば、整理整頓が人間の注意力になんらかの影響を与えていることは感じ取れるのではないでしょうか。
2つの安全性が向上
洗車や点検には企業ドライバーの精神的に安全性が高まる点や窓やライト、車内でゴロゴロとものが転がりブレーキペダルが踏み込めないなどの物理的な安全性の向上の両面があります。
ようするに洗車と点検で企業ドライバーとクルマの安全性は上がる。
会社として、また、企業ドライバーとして、社有車の洗車や点検は重い腰を上げて取り組みましょう。
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