column
ポカポカ陽気の居眠り運転
ポカポカ陽気は眠くなる
4月になって暖かくて気持ちいい気候が続きますが、このポカポカ陽気に居眠り運転が起きやすいのは皆様の経験やイメージの通りだと思います。
筆者も現場で教習指導員として教習を行なっていた際は、昼食後のポカポカ陽気と2ヶ月半に渡って続いてきた繁忙期体制の疲れもあって、「絶対目を閉じない!」…睡魔と闘っていたことを思い出します。
さて、話を戻しますが、人間の構造上、ポカポカ陽気が眠くなるのは仕方のない部分もあり、眠くなったら、無理をせず運転を中止して休息を取るべきです。
その為には、その日の天候、気候でその日の運転を想定することで、その日の業務管理や想定に対応可能な運転前の準備を行えることができます。
眠くなるな!は難しい
春のポカポカ陽気は休息時に働く副交感神経が敏感になって睡眠が促されやすくなる事が原因としてあげられていますが、その他には、昼食後は消化のため血流が消化器に集中するため脳へ血流が少なり、脳の動きが悪くなる、また、脳の覚醒水準は一日のなかで波があり、13時から16時は低下するサイクルにあたる、といった原因もあげられます。
いかがでしょう、単調な道が続けば眠くなりますよね?!
眠くなるのです。
だから、企業のドライバーは眠くなることを想定して、自己を管理が必要なことを認識しなくてはいけません。
ノーブレーキの怖しさと大きい被害
丁度、数年前のこの時期に、お客様から居眠り運転のドライブレコーダーの動画を見せていただいたことがありますが、そこには睡魔と戦いながら、頭をコクンコクンさせて前車に突っ込んでいく映像がありました。
居眠り運転の怖いところはノーブレーキで前車などに突っ込んでいくところにあるではないでしょうか。
ご存知の通り、衝撃力は速度の二乗に比例して大きくなりますので、居眠り運転の被害の大きさは、ドライバーだけではなく、被害者にも多大なダメージを与えることは容易に想像がつくと思います。
しかし、そのような事は企業ドライバー自身がイメージできることでもないので、会社の管理部門や上司によるアドバイスや情報共有が必要となります。
一瞬の眠気や気の緩み
とわいえ、業務中、移動するための手段として運転してるんだから、仕事中の居眠りなんて、社会人としてありえない!とついつい考えがちですが、少々の睡眠不足であったり、昼食後で社内が少し暖かいと、パソコンの前で気持ちよくなってしまう経験はありませんか。
その一瞬の眠気や気の緩みが、企業ドライバーにとって、命取りになってしまうことを学んでおく必要があります。
眠くなることも想定する
話を戻しますが、人間の構造上、ポカポカ陽気が眠くなるのは仕方のない部分もあり、眠くなったら、無理をせず運転を中止して休息を取りましょう。
その日の体調、天候、気候でその日の運転を想定し、その日の業務管理や運転前の準備を行うことです。
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