刺激を求める運転行動

刺激欲求特性

人間の性格は日頃の運転行動に影響を与える可能性があることは皆様もご存知の通りですが、その中でも刺激欲求特性(センセーション・シーキング)と呼ばれる特性はリスキーな運転を助長することで知られています。

例えば、皆様が日々を過ごす中で、刺激が足りない、平凡な毎日がつまらないといった想いを抱いている方もいらっしゃると思います。

刺激を求める心の動き

現在は新型コロナウイルスの影響により、生活が制限されており、個人差はあるものの、早くこの制約から逃れたい、早くパーッと飲みに行って騒ぎたいといった、刺激を求めようという心の動きが現れます。

この刺激欲求には代表的な3つの特徴があり、

1、スリルや冒険を求める傾向

少々危険でもスリルを求める活動に携わろうとする欲求

2、目新しい経験を求める傾向

新しい体験や変わった経験をしてみようという欲求

3、社会的抑制を解除する傾向

楽しい雰囲気の中で騒ぐなど、社会的な抑制から解放されたい欲求

いかがでしょう、皆様も何となく心当たりがあるのではないでしょうか。

特に青年期には刺激欲求が強い人が目立ち、その後は次第に弱まり、高齢期には最低になります。

若年者層のリスク

社有車を運転中、時間に追われる様なケースは危険を冒してでも、より早く到着することを優先しますが、紹介したように、もともと人間の欲求として、スリルや経験を求めリスクをとりたいという刺激が生まれることもあり、仕事や運転に慣れはじめた若年層にとって、社有車の運転が刺激欲求の対象になってくる可能性が十分あります。

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