冬道の体験

冬は積雪や凍結のリスク

冬も本番となり雪の降る地域では、積雪や凍結に注意をしなくてはいけない季節になっています。

筆者は生粋の東京生まれ杉並育ちであるため、環八(環状8号線)や甲州街道(国道20号線)に揉まれて育ち、交通量の多い幹線道路に関しては何の抵抗もありませんが、積雪や凍結などの冬道にはとても抵抗があります。

今となっては妻が青森出身ということもあり、冬道での運転も必要な現状ですが、その知識や経験値は雪国の方達に比べると雲泥の差を感じています。

雪国の教習所で冬道は当たり前

過去に冬の弘前へ行った際、仮免プレートをつけた教習車が、アイスバーンの雪の上を左右にフラフラと滑りながら当たり前の様に路上教習を行っている光景を目にし、指導員ながらに雪国の教習生は凄いなぁーと感じたことを思い出します。

そんな中、たまたま、教習所業界の運転教育の研究会で、冬道の体験研修があり、北海道まで受けに行ってきましたので、冬道の体験研修がどんなものなのか、筆者が感じたことや思ったことを共有したいと思います。

冬道の体験

今回の冬道の研修で体験したことは、積雪や凍結した路面状況の中で、危険を安全に体験することを目的として実施をしました。

実施内容としては下記の通りです。

1、急制動・急回避

40キロで走行し、パイロンの間を通過した際に急性動や急回避を行いました。
急性動は車が止まらず、真っ直ぐに突っ込んで行き、急回避はハンドルを切っても向きが変わりにくく、急性動同様にそのまま障害物に突っ込んで行きました。

2、上り坂の発進・下り坂の停止・斜めの路面での停止

上り坂で一旦停止後の発進はそのまま発進できずに空転のまま滑りながら逆行し、繊細なアクセル操作が要求させれ、下り坂の停止では、停止できずそのまま下までズルズルと滑って行きました。

斜め路面は右斜めの路面に停止した瞬間に右へ滑り落ち、すれ違いだったら対向車とぶつかっていると容易に想像がつきます。

3、スラローム走行・大小の旋回

少しスピードが速い状態で実施しましたが、ハンドルを回した量の割に車が曲がっていかず、膨らんでいきす。
他の参加者を見ていると、全体的に膨らんで走行している方がほとんどでした。

4、轍走行・スタックした場合の対応

冬道で轍を走行することは基本ですが、凍結している轍は脱出できず、ハンドルを切ってタイヤの向きに関係なく、轍というレールを真っ直ぐ進んで行きまた。

また、実際に車を雪上にスタックさせ、脱出用の板をタイヤの下に差し込みますが、発進の際にその板が、タイヤの急回転でふっ飛び、負傷者が出るとの事で、周りに人がいないか十分注意して欲しいとインストラクターが言っていたことが印象的でした。

他の参加者の方がやっていることを見ているだけでも十分勉強になる内容で、冬でもノーマルタイヤで過ごしている筆者にとっては非常に新鮮な内容でした。

雪国のインストラクターに学ぶ

こうして冬道の体験をしてみて、また、送迎をして頂いた、現地のインストラクターの運転を観察する限り、路面の状況によってイメージより滑ったり、曲がらなかったりの程度を見極めることが早く正確な点において、現地の方達との経験値が大きいと感じます。

また、どうすれば滑らずに走行していけるかが分かっていることで、より安全な運転行動の選択ができ、また、滑ることへのリスクを想定して運転行動をとっていることが分かります。

冬道の運転は雪国のインストラクターの知識や経験に学ぶのが1番だと感じましたし、研究会用の特別メニューでしたが、こうして体験してみて、冬道の教育は、時間とお金を掛けて、雪のある地域へ学びに行くだけの価値があると感じます。

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