column
大雪の立ち往生
東京都心に大雪警報
先日、東京都心に4年ぶりの大雪警報が出され、都心ではマイナス3.5度まで気温が下がり、関東地方を中心に異例の冷え込みとなりました。
一面銀世界というのは優雅なものですが、東京の都心で積雪が10センチに達するなど、首都圏では“慣れない雪”に戸惑うドライバーがほとんどだったのではないでしょうか。
雪国から見ると不思議
東京で雪=大混乱、雪国の教習所の方から見ると、この様なイメージがあり「ちょっとの雪で、なぜ、そんな大混乱になるの?」と思われているそうですが、積雪や凍結が当たり前の地域から見ると、不思議なことなのだと思います。
実際、先日も雪の影響で、クルマによる事故や立ち往生が相次ぎ、首都高は通行止めになり、一晩中立ち往生する車が出るなど大混乱に陥りましたが、スタッドレスタイヤを装着し、坂道を回避していけば、運転経験が少ない方でも対応できるレベルの雪だと感じます。雪国は仮免許で過酷な環境を走ってますから…。
備えがないなら雪は乗ってはならない
ノーマルタイヤで走行していた方からは「気を付けて、スピード出したりブレーキ強く踏まなければ、問題なさそうだなというイメージだった」というコメントもありましたが、積雪や凍結により、事故や立ち往生が発生すれば、大渋滞などの2次被害や緊急車両の通行の妨げになるなどの3次被害も想定できることから、備えがないクルマによる雪道の運転は大変迷惑な話であり、企業のドライバーがやってはいけない行為だと思います。
不慣れなだからこそ、備えは万全に!
備えがないならクルマに乗ってはいけない!
また、雪国のドライバーはその日の天気予報で、走行時の天候(大雪や吹雪、ホワイトアウト等)や交通環境が予測でき、起こり得るリスクが想定できます。
積雪や凍結の状況を目で見て、滑る滑らない、登る登らない、スタックのジャッジも素早くできます。
備えと経験値の差が、大混乱になるならないの差となって現れるのでしょう。
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