エコドライバーとは

最近ではエコドライブという言葉をあまり聞かなくなってしまいましたが、安全の確率が高い運転をしているドライバーや常に燃費を意識しているドライバーにとっては自然と行なっていることかもしれません。

筆者も愛車の運転席に座ると、メーターにはその時の運転状況によってエコドライブができる範囲を視覚的に教えてくれる表示があり、エンジンを止めるたびに最高で5つ星のエコドライブレポートが表示されますが、4つ星だった時は、少しアクセルを踏み過ぎていたかもしれない…と反省をする事もあります。

急がない。乱暴にならない。
ゆっくり加速、ゆっくりブレーキ。
車間距離にゆとりを持つ。

ひとつひとつは、小さなことかもしれませんが、1時間、1日、1ヶ月、1年と積み重なれば、それは必ず大きな結果となります。

環境への負荷や、経費の削減、悲惨な交通事故が防止、企業やその社員が取り巻く人の幸せにつながっていきます。

前置きが長くなりましたが、それらのことを踏まえ、エコドライバーとは、人と環境を思いやりエコドライブを実践する人としましょう。

1、「燃費」相場から10%OFF

エコドライバーになるだけでおよそ10%の燃費が向上します。

これを燃料で考えると150円/Lの燃料を135円/Lで買っているのと同じ事です。

1円でも安いスタンドを探すよりエコドライバーになった方がよっぽどお得ですね！

2、「環境」東京ドーム4,100個分の削減

もし、日本中がエコドライバーになったら、その10%程度のCO2排出量、約1,000万トンの削減に繋がります。

どれくらいの大きさかを例えると、東京ドーム4,100個分のCO2削減となります。

3、「安全」大切な命を守る

急ブレーキや急発進をなくし、車間距離を広く保つなど、日本中がエコドライバーになったら、交通事故発生件数は約半分になると言われています。

令和3（2021）年の全国の交通事故発生件数は約30万件、つまり、このうち約15万件は防げることになります。

エコドライブで交通事故を未然に防ぎ、会社の仲間や大切な家族、そして、自分の命を守りましょう。

4、「信頼」皆さんの人間性が見える

運転で信頼度がUPします。

皆さんはマナーの悪いドライバーに出会った時、どう思いますか？

・運転が雑だと雑な人間だと感じる
・アクセル、ブレーキが荒いと同乗者（他人）の気持ちが分からない人だと感じる
・ドライバーが煽っているのを見て本性を見た
・運転中暴言を吐くのを見てガッカリした
・運転中イライラしているのを見ると器の小さい人だと思う
・スピード狂なんていい大人がみっともない

老若男女100名の意見です。

運転を通して皆さんの人間性を見ています。

丁寧で気遣いのできる運転は企業や皆さんの信頼に繋がるといえます。

エコドライバーになろう

エコドライバーとは、人と環境を思いやり、エコドライブを実践する人です。

社有車を運転するドライバーが皆んなエコドライバーだったらどうでしょうか？

立派な企業ドライバーだと思います。

皆んなでエコドライバー目指しませんか。

本コラムは環境省のCOOL CHOICE ウェブサイトのエコドライブページを参考に作成致しました。

出典：COOL CHOICE ウェブサイト エコドライブ

https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ecodriver/sp/

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