【企業ドライバー必見】交通ルール再確認シリーズVol.01

「駐停車にも適切な判断を!」

先日、運転教育の支援をさせていただきている法人のお客様から、社有車を運転するドライバーに対して、交通ルールを再確認させるシリーズのコラムを書いて欲しいというご要望がありましたので、現場の営業担当者等、実際に社有車を運転する方の交通ルールの遵守と交通事故防止を目的に意識醸成につながる情報発信も今後はしていきたいと思います。

今回は道路でよく見かける駐停車車両について考えてみたいと思いますが、筆者が見かける駐停車車両で気になることは、「ここは駐停車禁止場所なんだけどなー」という思いや、「ここに停めたら危ないよなー」など、交通ルールや他の交通への配慮といった部分が気になります。

皆さんはどうでしょうか。

あまり気にされたことがない方もいらっしゃるかも知れません。

そこで、企業で社有車を運転するドライバーの皆さんに駐停車のルールや配慮といった部分で再確認を行なっていきたいと思います。

軽い気持ちの停車にも配慮

ついつい軽い気持ちで少しぐらい道路に車を停めていいだろう、その結果、違反切符を切られたり、他の交通の迷惑になったり、交通渋滞や交通事故の原因になったり、会社にクレームの連絡が入ったりとその判断がネガティブな結果になってしまうケースがあります。

その原因の一つに、ここは車を停めていいケースなのか、いけないケースなのかの判断がつかないことがあり、そもそも、駐車や停車とはどのような状態のことをいい、駐停車禁止場所のルール等も含め、改めて復習しておきましょう。

そもそも駐車とは

そもそも駐車とは?と聞かれると、「んー車をちょっと停めとくこと?」とザックリしたイメージを持たれている方が多いと思いますが、駐車とは、運転者が車の近くにいてすぐに運転できる状態であっても、客待ち、荷待ち、5分を超える荷物の積み下ろし、故障その他の理由により継続的に停止すること、または、運転者が車から離れていて、すぐに運転できない状態で停止することをいいます。

例えば、コンビニの前に車を停めてちょっと買い物なども、「運転者が車から離れていて、すぐに運転できない状態で停止すること」と考えられ、駐車と判断できるではないでしょうか。

また、停車については、人の乗り降りなど「駐車にあたらない短時間の車の停止」と覚えておくと良いでしょう。

ルールで駐車と停車が禁止された場所がある

交通ルールの中には駐車と停車が禁止されている場所がありますが、
それを「駐停車禁止場所」と言います。
たとえ、人の乗り降りのための短時間の車の停止も禁止されている場所になります。

具体的には下記の通りです。

1、「駐停車禁止」の標識や標示のある場所
2、軌道敷内
3、坂の頂上付近や勾配が急な下り坂
4、トンネル
5、交差点とその端から5メートル以内の場所
6、道路のまがり角から5メートル以内の場所
7、横断歩道、自転車横断帯とその端から前後に5メートル以内の場所
8、踏切とその端から前後10メートルいないあの場所
9、安全地帯の左側とその前後10メートル以内の場所
10、バス、路面電車の停留所の標示板(標示柱)から10メートル以内の場所(運行時間中に限る)

例えば、

交差点の手前4メートルの場所に停車車両がいたら、その交差点を左折する車にとっては迷惑です。

信号のない横断歩道の直前に停車車両があったら、その横断歩道を渡る子供は危険に晒されます。

道路の曲がり角手前に停車車両があったら、よける際に対向車の有無が見えません。

交通ルールを理解しておくことも大切ですが、駐停車することによる周囲への影響を考えれば、停車していいのか、いけないのかの判断は容易につくと思いますし、それが企業の所有車両であり、かつ業務中であるということも判断の材料にしていかなくてはいけません。

狙われてます!盗難防止の措置

「盗難多発地域です。ご注意ください!」と車のスイッチを着るときに注意喚起をしてくれる車もありますが、社有車が盗難に遭うことは避けなければいけません。また、盗難された社有車が犯罪に使用されることは絶対あってはならないことです。たとえ短時間であったとしても、企業ドライバーとして下記の通り必要な措置を取らなければなりません。

1、窓を閉め、エンジンキーやスマートキーを抜き取りドアロックをする
2、ハンドルの施錠装置など、盗難防止装置があるときは、それを作動させる
3、貴重品等は、車の中に置いたままにしない

暑い夏や寒い冬は、ついついエンジンをかけっぱなしでコンビニへという気持ちになるかもしれませんが、必ず盗難防止の措置が必要です。

駐車や停車にも適切な判断を伴う

車を駐停車する際の注意点を共有していきましたが、
ついつい、少しぐらい道路に車を停めても大丈夫だろうと考えがちです。

大切なことは、

・ルールに違反していないか
駐停車が可能な場所なのか、可能ではない場所なのかを判断する

・安全であるか
駐停車車両の間からの飛び出し事故や夜間は見えにくく追突事故の原因にならないかなど、安全面への配慮

・迷惑はかけていないか
停めていい場所であっても、周囲への影響を十分に考慮する、特にカーブの手前、交通量が多くないか、道幅は十分にあるかなどの配慮

・停めるときは必ず盗難防止の措置を行う
犯罪に巻き込まれないためにも、車から離れるときは必要な措置をとる

プライベートの運転から習慣化されていることが望ましいですが、業務中に、ルール違反や交通の妨げになったり、周りの人の迷惑、交通渋滞や交通事故の原因になるといったことのないように十分に気配りを行いましょう。

※本コラムは指定自動車教習所で使用されている学科教本を参考に作成しています。

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