正しい運転行動の習慣化の難しさ

習慣化の苦労

子どもをお持ちのご家庭では、日々の生活の中で、「歯を磨きなさい」「お風呂に入りなさい」「勉強しなさい」とお父さんお母さんが子どもに言い続けているのではないでしょうか。

それでも、なかなかやらない…我が家もそうです。

困ったものですが、それだけ行動を習慣化させることは難しいということを学んでいるように思います。

子どもだからということもありますが、意識を変え、行動を変え、習慣化させることは、それだけ時間と労力が掛かるという、いい例だと思います。

大人はすぐに習慣化できる?

大人になれば、「なにをどうすることが必要なのか、その理由は何か」という行動の目的について、正しい知識を習得し、理解することができるので、行動の習慣化は簡単そうに思えますが、実際は素直さに欠けたり、面倒臭いなどの、自分自身の利益や都合を優先させるあまり、習慣化されるまでには、やはり長い時間と労力が掛かってしまいます。

ここまで、人は行動を習慣化することが容易ではないというお話をしてきましたが、運転に関して、よい運転行動を習慣化させる仕組みがあります。

それは、日本が誇る自動車教習所の教育システムです。

自動車教習所の使命は安全運転ができる初心運転者の育成にありますが、正しい運転行動を習慣化してもらうためのシステムでもあります。

その肝である、技能教習は必ず、教習指導員の模範運転から始まり、その模範運転をマネする運転行動を、毎時間、毎時間、繰り返し、繰り返し、行なっていきます。

そこにあるのは模範的な運転と、それを繰り返す環境と、適切な支援です。

何かが欠けることなく、行われることで模範的な運転行動の習慣化が行われていきます。

社内教育でもできる安全運転の習慣化

企業でいえば、常に上司や先輩の安全運転を学び、マネをする運転を繰り返しながら、適切な支援を受けたドライバーは、同様の安全な運転習慣が身に付く可能性が高くなり、優秀な企業ドライバー育成が可能になります。

しかし、ここで注意してもらいたいことは、運転が模範的でないと、悪い運転行動が習慣化されてしまうことや、一度、教えたからできる訳ではなく、繰り返し、繰り返し、教育面から支援を行っていかないと安全な運転行動の習慣化までは至らないということです。

社内にそうした、正しい運転行動が身につけられる仕組みを作っていくことが、社内の交通事故防止に役立ちます。

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