4月の交通事故リスクと予防策

交通事故発生リスクの高まり

春の訪れとともに、4月は交通事故の発生リスクが高まり注意が必要な月です。

4月の交通事故の特徴を認識し、より安全な運転行動を選択できるように心掛けるべきであり、その交通事故の特徴と予防策について考えていきましょう。

子供に絡む交通事故

新学期が始まる4月になると、多くの子供たちが登校で通学路を利用し、また、気候が暖かくなることによって外に出て遊ぶ機会が多くなる月でもあり、交通社会に参加する機会が増えます。

しかし、それ以外にも子供の交通事故は、さまざまな要因によって引き起こされます。

小学生や幼児が交通事故に遭う主な原因として多いのが、飛び出しの行動ですが、子供たちは大人に比べ視野が狭く、一つのことに集中すると周りが見えなくなる傾向があります。

周囲を見ずに道路に飛び出すことがあり、活発な男子児童に多い傾向です。

次に、交差点での確認不足ですが、例えば、帰り道に友達との会話に夢中になり、十分な安全確認をせずに交差点を横断することが原因となる場合があります。

いずれにしても、通学路や住宅街、公園の近くなど配慮が必要な地域としてとらえることが必要となります。

「ゾーン30」での速度遵守

それでは、子供の交通事故を引き起こさないために運転者は何をすべきでしょうか?

その一つが、「ゾーン30」での速度遵守です。

「ゾーン30」とは、生活道路における歩行者などの安全な通行を確保するための対策のひとつで、特定の区域(ゾーン)を定め、その区域内での最高速度を時速30キロメートルに制限するというものです。

この区域では、クルマの速度を抑制し、生活道路を安全に利用できるようにしています。

ゾーン30の表示や標識を見かけたら、必ず速度をチェックしてください。

「ダイヤマーク」を見過ごさない

ダイヤマークとは、道路上に白色のペイントで描かれたひし形のマークで、ドライバーへ事前に予告することを目的とする道路標示の一種です。

では、何を予告しているのでしょうか?

具体的には、「この先に横断歩道又は自転車横断帯があります」というのが答えになります。

そして、このダイヤマークは距離に応じて二段階で標示されています。最初は60メートル手前、次は30メートル手前です。

ドライバーは、ダイヤマークを見たらその先に横断歩道があることを認知し、横断歩行者がいる場合にはすぐに止まれるよう、細心の注意を払って走行してください。

ここまで4月に起こりやすい子供に絡む交通事故の特徴と予防策について考えてきましたが、子供たちの命を守るため、また運転者自身を守るためにも、子供たちが日常的に通学する道路環境を見守り、私たち一人一人が安全運転に努めましょう。

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