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基本操作および基本走行~車の乗り降りと運転姿勢①~
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2月になりました。教習所業界は、怒涛の繁忙期に突入いたしました。
仮免許の有効期間は、その免許が有効になった日から起算して6ヶ月です。
しかし、実際はそれほど悠長には構えていられないというのが社会の実情ではないでしょうか?
今月は、運転教本の第1段階「基本操作および基本走行」について、詳しく見ていきたいと思います。
第1回目は、「車の乗りかた、降りかた」です。
1.安全を意識した乗り降り
ベテランドライバーであれば、何をいまさらとお考えでしょう。
乗り慣れたクルマ、決まった駐車場であればなおさらです。
けれど、その油断といつもの癖が、ときに防げたはずの事故につながります。
ここで実際にありうる運転シーンを想像してみましょう。
次の画像をご覧ください。
最後尾に停車中のプリウスに乗車しているあなたが考える危険はいくつあるでしょうか?
2.安全な乗りかた
会社から乗り込むとき、目的地から乗り込むとき、コンビニで乗り込むとき、スタンドで乗り込むとき…同じクルマであっても乗り込む場所は様々です。
場所が変わっても、乗りかたは正しいルーティンで安全に徹しましょう。
以下へ、安全な乗りかたの手順を示します。
いつものシーンと照らし合わせながら、下線に当てはまる言葉を埋めて手順を完成させてください。
①______を確かめる。
②______だけドアを開ける。
③ドアをささえて、すばやく乗る。
④ドアを少し手前で______。
⑤ドアを確実に閉める。
【解答】
①周囲の安全を確かめる。
②必要なだけドアを開ける。
③ドアをささえて、すばやく乗る。
④ドアを少し手前で一度止める。
⑤ドアを確実に閉める。
3.安全な降りかた
ホッとして降りるとき、焦って降りるとき、落ち込んだ気分で降りるとき、浮かれた気分で降りるとき…同じクルマであっても降りるときの心の在りようは様々です。
気分が変わっても、降りかたも正しいルーティンで安全に徹しましょう。
以下へ、安全な降りかたの手順を示します。
いつものシーンと照らし合わせながら、下線に当てはまる言葉を埋めて手順を完成させてください。
①______を確かめる。
②特に______に注意し、ドアを少し開ける。
③ドアをささえて、すばやく降りる。
④ドアを少し手前で______。
⑤ドアを確実に閉める。
【解答】
①周囲の安全を確かめる。
②特に後方に注意し、ドアを少し開ける。
③ドアをささえて、すばやく降りる。
④ドアを少し手前で一度止める。
⑤ドアを確実に閉める。
まとめ
今回は、「車の乗りかた、降りかた」について詳しく見てきました。
1.の危険予測については、予測できる危険が多いほど危険を排除することができます。
また、乗り込んだ後なのか、降りる前なのかによっても見方が変わります。
2.3.の手順について気づきがあった方は、ぜひ次の乗車から正しいルーティンを実践してください。
基本と初心を大切に、今日も安全運転でいきましょう。
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