危険感受性について

自動車を安全に運転する上で重要な要素のひとつが危険を感じる力です。

人は様々な運転場面から危険を予測し、対応出来るよう準備をしなければなりません。

しかし、この危険を過小評価してしまう癖が人間にはあります。それは人間の心理特性の一つで『正常性バイアス』というものが関係しています。

『正常性バイアス』とは心理学用語のひとつで、どのような人にも備わっているとされる判断のひとつです。

この判断は異常事態が発生したとしても正常な心理を保とうとするという働きを持っています。

人間は過去の経験から判断を行うことが多く、自動車の運転においても同じことが言えます。

例えば右折時などに対向車との距離に余裕がない状況で右折出来たという経験を積むことで、次回も成功するだろうという考えから強引な右折を繰り返してしまうというものです。

もちろん強引な右折を繰り返し行えば、交通事故のリスクは上がり、結果としていつかは事故を起こしてしまうことになります。

近年では車が進化し、交通事故が起きにくいと言われていますが、事故が起きにくいからといって無謀な運転を繰り返せば事故の確率は減りません。

また、この危険行動は経験だけでなく、性格が大きく関わってきます。

自分自身がどのような性格なのか理解し、どのような運転行動に結びつきやすいのかを知ることは非常に重要なことだと言えます。

また、会社側とすれば社員の性格特性を知り、その性格特性に応じたアドバイスを行うことで、企業の交通事故のリスクを減らす努力が求められるのです。

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