熟練ドライバーこそ要注意?運転の落とし穴とは

「運転歴が長いから自分は大丈夫」――そう思っていませんか?
実は、長年ハンドルを握ってきたベテランほど、意外な落とし穴にはまりやすいのです。
今回は、熟練ドライバーが陥りがちなポイントを考えてみましょう。

慣れが生む油断

初心者の頃は、標識ひとつ見落とすまいと必死だったはず。
ところが経験を積むうちに、確認動作が“習慣”から“省略”へと変わっていきます。
赤信号への切り替わりで「まだ行ける」とアクセルを踏み込んだり、駐車のときにミラーだけを頼りにして目視確認を怠ったり――ほんの小さな油断が事故につながってしまいます。

「予測できる」ことの罠

ベテランには、交通の流れを読む力があります。
それ自体は素晴らしいことですが、「きっとこの車はこう動くだろう」と思い込んだ瞬間、相手が予測を裏切った場合の対応が遅れてしまうのです。
経験があるからこそ、逆に危険を招いてしまうケースですね。

初心に返ることが最大のコツ

結局のところ、安全運転のコツは「初心を忘れない」こと。
自分の経験を過信せず、常に「もしかしたら」という視点で周囲を観察し続けることが、何よりも大切です。

運転の技術は年数とともに自然と磨かれていきますが、安全を守る意識は「慣れ」によって失われやすいもの。
ベテランほど、あえて初心者のような慎重さを取り戻すことが、安全運転への近道と言えるのかもしれません。

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