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雨天時の事故防止3

雨の日の事故を防ぐ為の運転について、お話をします。
前回までは車の点検にスポットを当ててお話をしてきましたが、いくら点検が行き届いていても、車を運転するドライバーが適切な運転をしなければ事故を防ぐことは出来ません。
1、雨天時の走行(車間距離)
雨の日は視界が悪くなるので、何か異変が起こったことに気づくのが遅れがちです。
また制動距離も延びるので、車間距離を長く取ることが大切です。車間距離が長ければ十分減速できるはずですし、また周囲を見渡し安全を確認してから、ハンドルを切って避けることもできるかもしれません。
晴天時と同じ速度で走るならば、2倍の車間距離を目安に走るようにしましょう。
晴天時の車間距離は、前のクルマが通り過ぎた場所を、自分のクルマが2秒後に通り過ぎる距離が、ギリギリ対処できる車間距離と言われています。
電柱やキロポスト看板などの目印を前のクルマが通り過ぎたら「ゼロゼロイチ、ゼロゼロニ」と数え、数え終わったタイミングで自分がその目印を通り過ぎればOKですが、雨天時は2倍の4秒を目安にしましょう。
また、この目安は自分自身が運転に集中できていればの話になります。
人の集中力には限界があります。
寝不足や疲れが溜まっている場合は、いつもより広めの車間距離を意識してください。
2、雨天時の走行(速度の管理)
路面が濡れていると、ブレーキが作動してから停止するまでの距離(制動距離)が長くなります。
晴天時よりスピードを落として走行することを心がけましょう。
カーブもスピードを出した状態で進入すると、雨の日は横滑りする危険が増すため、注意が必要です。
速度を出し過ぎないことが、雨の日の運転リスクを下げる一番のポイントです。
速度を下げれば視野も広がるので、視界が悪く雨音がうるさい状況でも、より多く運転のための情報を得ることができます。

3、水たまりを避ける
路面にたまっている水が多ければ多いほど、滑るリスクやハイドロプレーニング現象が起きるリスクが高くなります。
これはタイヤがかき出さなければならない水の量が増えるからなのですが、逆に水の量が少ないところを走れば、滑るリスクやハイドロプレーニング現象が起きるリスクは低くなります。
路面でいちばん水がたまりがちなのは轍(わだち)です。
周囲に迷惑をかけない程度に轍をよけて走ると、たまっている水の量はずいぶんと減ります。
目安はタイヤ1本分、轍をよけて走ること。
対向車の存在や路肩の状況などに十分注意しながら、轍をよけて走るのもテクニックのひとつです。
また、轍を走行すると水や泥をはねて歩行者にかけてしまう「泥はね運転」をしてしまうことは、単なるマナー違反ではなく、道路交通法違反にも当てはまります。
やむを得ず水たまりを走行する場合にはスピードをしっかり落として慎重に通過してください。

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