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ロードレイジとアンガーマネジメント
ロードレイジ…聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、自動車走行中における、あおり運転や進路妨害などをするドライバーや報復行動全般のことをいいます。
2017年6月に発生した東名高速の追い越し車線事故をきっかけに、あおり運転などが含まれるロードレイジに社会的な関心が集まりました。
自分は大丈夫、ウチの会社にそんな者はいないと思っていても、「ふッ!」としたきっかけでロードレイジになってしまうことも考えられます。
なぜなら、怒りの感情は誰もがもっている自然な感情の「ひとつ」だからです。
「自分だけは絶対にない!」 「あの人に限って、ありえない!」とは言い切れないのです。
そういった事から事故や違反を多発するドライバーへの教育の一つにアンガーマネジメントがあります。
アンガーマネジメントとは怒りの感情をコントロールする事であり、怒らない事ではありません。
怒りの感情と上手に付き合う事です。
アメリカではロードレイジの加害者に対しては裁判所からアンガーマネジメントを受講するよう裁判所命令が出ることもあり、それだけ車の運転と怒りの感情には深い関係があると考えられています。
アンガーマネジメントで怒りの感情と上手に付き合うことができるようになれば、運転中における怒りの感情をコントロールができるようになり、あおり運転の危険性を減らしロードレイジとは無縁のドライバーに育成できるはずです。
特にストレスを抱えながら運転する機会の多い企業ドライバーにとって、アンガーマネジメントは必要なスキルなのかもしれません。
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