【パパママ必見】歩行者信号が青になっても車は必ず止まらない

子ども達は嬉しい夏休みです。

「赤なら止まって、青になったら渡りなさい」と子どもに教えていたら、ちょっと待ってください!

全国の教習所では地域の交通安全センターとして、幼稚園、保育園、小中学校に交通安全教室を行なっていますが「青は渡れ」と教えている教習所はありません。

横断歩道が青信号だからといって、車は手前で止まるとは限りません。

車は道に沿って走るように人がハンドルを操作なくては衝突してしまうし、アクセルも加減し続けなければ速度も一定しません。

そして、車は運転手が「止まろう」と思ってブレーキを踏まなくては、決して止まることはないのです。

人はミスをするもの。

当たり前のことですが、鉄のかたまりである自動車を運転しているのは人です。

人は失敗をするものです。

「人はミスをするもの」とみなしていたほうがいい場合もあります。

たとえば横断歩道を渡るとき。

急いでいたり、考え事をしたりしながら「青だ」と歩きはじめて、ヒヤッとした経験があるのではありませんか?

横断歩道の信号は青でも、右折車、左折車、自転車など道路上には動く車がいっぱい。

しかも、あなただけでなく運転手だって急いでいたり、考え事をしてぼーっとしてるかもしれません。 

大事な命を守るため、「車は必ず止まるとは限らない」と肝に銘じたいものです。

横断歩道を渡るときどんな注意をしていますか?

これから横断する歩道や交差点からなるべく離れた位置で青信号を待ちます。

大津のいたましい事故事例はありますが、もしも車が事故やハンドル操作のミスにより歩道に乗り上げてきたとき、衝突を避けられる可能性を上げることができます。

そして、青になってもすぐには渡りません。

目で見て辺りの車は確実に停車しているか確認し、全方位から車が急接近してこないか耳で確認します。

怪しく迫り来るエンジン音などが聞こえたら渡らないで。

青でも止まらない車が急接近しているかもしれません。

危険からどう身を守るかを考える「妄想避難訓練」

自転車に乗っている時、歩いている時、もし今車が突っ込んできたら……。

など考えて、筆者は常日頃「妄想避難訓練」をしています。

最悪の事態に陥ったときでも、より被害を小さくするにはどうしたら良いかを考えています。

交通ルールを守るのは基本中の基本。

運転者も守って当然です。

しかし、子どもに「青になったら渡るのよ」とだけ教えるのでは、少し足りないのではないでしょうか。

いくら気をつけていても、どうにもならないことがある世の中。

でもここで自分ができることは何かを考えて、自分の身を守るため最低限の知識は子どもにも授けてあげたいと思っています。

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