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交通教育におけるオンライン学習
インターネットの普及や昨今の新型コロナウイルス流行拡大に伴い、学校教育においては教育のICT化が、生涯学習や企業研修においてオンライン学習(e-learning)に関心が高まっています。
特に企業研修においては、テレワークの普及や多様な働き方が拡大するにつれ、従来の一か所に集合する形での実施が難しい状況にあり、ニーズが高まっております。
安全運転におけるオンライン学習では、どの様な点を考慮するべきかを考えてみたいと思います。
オンライン学習の種類
オンライン学習の種類として
・LIVE配信(生配信型)
・オンデマンド型(いつでも視聴可能型)
があります。
LIVE型は講師がリアルタイムで講義を行いますので、臨場感が高く、システムによってはチャットなどを使い、リアルタイムで質疑を行う事ができます。
オンデマンド型は予め制作された映像、スライドなどを視聴するので、公開期間であれば受講者の好きなタイミングで学習することができます。
また、繰り返し視聴もできます。
オンライン学習のメリット
オンライン学習を導入すると、
・ネット環境があればどこでも受講可能
・研修会場までの移動交通費、宿泊滞在費、会場設営費が不要
・録画配信であれば時間に左右されることなく受講可能
以上のメリットがあります。
特に受講にかかる金銭的、時間的コストの削減が大きいです。
オンライン学習のデメリット
しかしながら、オンライン学習にもデメリットは存在します。
・実技型の研修ができない
・受講者間のコミュニケーションがとりづらい
があります。
実技型研修については機器の操作等、講義を視聴するだけでは出来ませんので、実技ができる場所で研修を実施する必要があります。
受講者間のコミュニケーションは複数の企業が合同で実施する研修の場合は難しいですが、同一企業内でしたら予めグループを決めたうえで、研修の途中で小グループ(ブレイクアウトルーム機能を使用)に分かれてディスカッションをすることで、コミュニケーションを図ることができます。
交通安全教育におけるオンライン学習
交通安全教育におけるオンライン学習は、
・交通法規や倫理、運転のコツなどを学ぶ座学
・危険予測など、映像を見ながら考えるもの
・運転適性検査(心理テストなどを含む)
があります。
これらを実車教育と上手に融合させることで、より効果的な交通安全教育が実現できるのではないでしょうか。
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マジオネットのオンライン教育
★ネット環境があればどこからでも受講可能!
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