column
交通事故防止の基本的な考え方
日常の悩み
交通事故を起こさないためには何をどのように注意し、どのようなことを実施すればよいのか。
企業のご担当者の皆様は本業のかたわらで、日々、お考えになっているのではないでしょうか。
筆者も、次年度のマジオネットグループの「ISO39001」や交通事故防止について考えています。
そこで、今回は私自身も原点に帰り「事故は学んで防ぐ!」の視点から、交通事故防止について考えていきたいと思います。
多くの事故は認知ミスで起きる
ご存知の通り、事故の多くは、危険の見落としや発見の遅れで起きています。
必要な情報を適切なタイミングと方法で収集できれば、判断や操作が不適切となる可能性も減っていきます。
では、何故このような認知ミスをしてしまうのでしょうか。
新入社員の様に運転経験が少なく技量が未熟なドライバーで例えれば、操作に精一杯で周りを見る余裕はありません。
また、交通状況に応じた注意ポイントの知識も不足しているため確認や認知ミスによる事故を起こしやすい状態にあります。
逆に運転経験が豊富なドライバーは、周囲を見る余裕や交通状況に応じた注意ポイントについての知識は十分に持っていますが、油断や慣れ、または軽視という落とし穴に陥り初心者同様の確認や認知ミスによる事故を起こしてしまう可能性があります。
運転の正しい自己評価
事故を起こさずに運転するためのポイントとして、高度な運転技量や豊富な運転経験より、自分自身の運転技量や性格特性を正しく把握し、自分自身の技量や特性に応じた運転をすることです。
ここでは運転を正しく自己評価する技術として、自己評価スキルという言葉を使っておきましょう。
例えば、新入社員の様に運転操作に気を取られ、周囲を見る余裕が不足している方は、この点をよく自覚し低速で走行すれば周囲を見る余裕を確保できます。
運転経験が豊富な方は、自分自身の運転技量の過信や、周囲の危険を「大丈夫だろう」という自分都合の判断に陥っていないかどうかを自分自身を客観的にチェックすることが大切となります。
事故は学んで防ぐ!
交通状況や環境に潜んでいるかも知れない危険の正しい把握と、自分自身の運転技量の正確な把握に加え、自分自身に相応しい最も事故を起こしにくい運転方法や運転行動を学びましょう。
これが、事故を起こさないドライバーに必要なスキルです。
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