運転中の同乗者への気配りは安全のもと

同乗者への気配り

普段、一人で運転する時と助手席や後部座席に家族や友人、上司や部下、又はお客様を乗せて運転する時で運転は変わりますか?

筆者の場合は、極端に運転が変わることはないですか、気持ち面が変わるかなと思います。

その事により、運転にも少なからず影響が出ているのではないかと感じます。

企業でもお客様をご案内する際に後部座席にお乗せしたり、上司や先輩と同行営業する際に助手席に乗せたりといったケースがあると思いますが、「自分が同乗者だったら」という視点で運転するようにすることで、同乗者が安心で快適に乗っていられる運転になります。

そこで今回は、同乗者が快適で安心できるような運転をするために気をつけたいポイントをいくつかご紹介します。

お客様を乗せる営業マンや、送迎バスのドライバーの参考にして下さい。

同乗者の期待とは?同乗者の立場に立つ

基本的に同乗者の立場に立って、どのような運転をして欲しいかを考えて運転することが大切だと思っています。

同乗者のニーズとしては、

・安全に移動したい
・早く移動したい
・快適に移動したい

といったところでしょうか。

その際に筆者が心掛けていることは、

1、運転姿勢とハンドル保持
2、安全な速度と車間距離
3、少しでも急のつかない操作

といったところでしょうか。

正しい運転姿勢とハンドル操作により、集中力と安全性が高まり、同乗者にも安心感とドライバーに対する好感を与える。

安全な速度と車間距離により、前車が急ブレーキを踏んだり、自分が一瞬、脇見をしたり、判断に迷い操作が遅れたとしても安全に対応できる。

また、アクセルの荒さやブレーキの遅れは同乗者とドライバーとの感覚差によって、同乗者の不快や不安に繋がります。

ドライバーと同乗者のギャップ

例えば、筆者はお客様や上司を助手席や後部座席にお乗せすることがあります。

「余談ですが、社有車のベンツを運転して出掛けることが多いのですが、慣れるまではそのクルマの大きさや運転席からの見え方、いつもと逆のウインカーにいつもドキドキしてしまいます。ペーパードライバーの気持ちが分かる瞬間です。」

話を戻し、そんな不慣れなクルマでお客様や上司を乗せる際は、不思議とハンドルは両手で教科書通りの保持をしています。

無意識に、一番安全性が高いことを理解しているのだと思います。

また、片手で運転されるよりも両手で運転してくれている方が同乗者の印象も良いのではないでしょうか。

筆者はバスやタクシーによく乗りますが、職業がら、加速の仕方や車間距離、ブレーキの掛け方が凄く気になります。

ドライバーによってはリスクを負っているな、と感じることもありますが、早く届けることを優先してくれているのだと思っています。

それが、ドライバーと私が求めいる運転イメージのギャップになっているのでしょう。

安全を最優先に考える

とわいえ、両手で運転していると疲れるし、時間に追われている時はそんな運転できないと思う方もいらっしゃると思います。

疲れは集中力も下がりますので、疲れを感じる前に休息を取ったり、肩や背中に余計な力が入っているのかも知れません。

運転姿勢をもう一度、見直してみてはどうでしょうか。

また、焦りやイライラは安全よりリスクを優先する可能性があり、当然、安全の確率が下がります。

安全を最優先にする考え方に変えるべきです。

同乗者の気持ちを考えることが大切

「自分が同乗者だったら」という視点で運転するようにすることで、自分本位の運転からはさよならできるようになるはずです。

自分も含めて同乗している全員が安全で快適に乗っていられる運転を心がけることで、事故も未然に防ぎ、皆さんや会社の評価も上がるのではないでしょうか。

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