column
話しながらの運転
話しながら運転するリスク
話をしながら運転をするドライバーの、反応の遅れが気になった事はありませんか?!
人の話を聞きながら、内容を理解しつつ、前方の状況も認知、判断、予測しながら適切な運転操作を繰り返す。
こうして言葉にしただけでも結構、脳を回転させている感じがしますが、助手席に乗っていると、その回転の遅れによる判断の遅れを感じることがあります。
個人差はありますが、助手席の方と話をしながら運転することはドライバー自身が気が付かないうちに、判断の遅れに繋がっていることを理解しておく必要があります。
状況判断の遅れ
例えば、先日、地方出張の際にターミナル駅まで迎えの車が来てくれた時の話です。
さっと助手席に乗り込み、目的地までの30分程度の道のりを世間話や仕事の話をしながら走行する中で、黄色信号の判断の遅れや迷いにより、急停止する、大きく停止線を超えて停止をする、強引に通過するといった場面を数回体験することになりました。
本人にそれほど自覚はないと思いますが、その他にも修正舵の遅れによる微妙なふらつきなど、明らかに話に気を取られ、認知・判断・操作に悪影響を及ぼしていると感じました。
職業柄、感じてしまう部分でもあると思いますが、運転中に会話をするということは、意外と頭を使っているのだと感じつつ、その運転への悪影響に気付かされる体験でした。
認知判断の遅れを認識
とはいえ、ドライブなど、運転中に会話によりコミュニケーションを取る機会は多くあると思いますので、話をしてはいけない!というわけではなく、ドライバー自身が認知判断操作の遅れの可能性を認識しておく必要があります。
助手席の方と話をしながら運転することは、ドライバー自身が気が付かないうちに認知・判断の遅れに繋がっていることを認識し、その前提で安全かつ円滑な走行をすることが求められます。
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