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事故を防ぐ5つの補償行動
事故につながる危険性を減らす
運転技能が低下してきた高齢ドライバーは、無理をしない「補償運転」を取り入れることによって事故につながる危険性を減らす事が出来ます。
これは、高齢ドライバーだけに言えることではなく、全てのドライバーに取り入れるべき内容だと思いますので、この機会に社有車を運転するドライバーの参考にして頂ければと思います。
補償運転とは
そもそも「補償運転」とは、一般的な定義として、心身の衰えに伴う運転技能の低下を補うために、自身の体調や天候、道路状況などを考えて、安全に運転することをいいます。
特に難しいことをする訳ではなく、大きく5つのポイントに分かれています。
1、運転制限
夜間の運転、雨天の運転、長距離の運転を控える
2、運転準備
余裕を持った運転計画を立てる、体調を整えてから運転する、車の点検をする
3、速度抑制
以前よりスピードを出さない、制限速度を守る、イライラや焦ったりしない
4、注意集中
脇見をしない、ラジオ・音楽などを聞かない、考えごとをしない
5、回避運転
後ろから車が来たら脇によけて先に行かせる、狭い道で対向車がきたら停止して待つ、危ない車や自転車には近づかない
等、これまでよりもほんの少しだけ気を配り、余裕を持って運転すれば良いだけなのです。
補償運転は自分の弱点を補う
これからも安全に社有車の運転を続けるには自分なりの安全に対する努力や工夫も必要です。
「自分は運転がうまいから大丈夫」という考えは交通事故の危険性を増加させます。
補償運転の考え方は、自分の足りない部分や足りなくなった部分を理解して補うことに本質があります。
「補償運転」を心がける事によって、業務中はもちろん、プライベートでも安全安心な運転を心掛けてみてはどうでしょうか。
なぜならば、交通事故は、被害者だけでなく、被害者家族、加害者や加害者家族、もちろん所属する会社と、多くの方に大きな影響を与えます。
事故は発生してからではもう遅いのです。
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