column
運転中の心の声と感情変化
気づいてくれないストレス
車を運転しているとき、前方をゆっくり進む歩行者や自転車などが、こちらの存在に中々気づいてくれなくて、困ったことがみなさんにはありませんか。
クラクションを鳴らす訳にもいかないので、次第に減速しながら気をつけて接近すると、どうしても歩行者や自転車との間隔が狭くなってしまい、結局接触のリスクも出てきてしまいます。
例えば、
・若い頃に比べると耳が遠くなっているために、中々気づかないかも知れないお年寄り
・SNSでのやりとりに夢中かも知れない若い人
・友達と話しながら並進している自転車
などに接近している場合、「気づいてくれないなぁ」とイライラが募る経験はどなたにもあるのではないでしょうか。
実はこの運転心理が、冷静さを失う原因のひとつになっています。
この状況に気を揉んでいる中で、横から子どもたちが飛び出してくれば、普段より、認知することが遅くなるでしょう。
また、少し強引でも行ってしまえと行動するかもしれません。
ということは、「気づいてくれないなぁ」と思っている自分自身が「高い事故リスク」になっています。
自分の感情に気づく大切さ
「気づいてくれないなぁ」という状況に心を奪われている状態こそが、自分自身がストレスを感じて事故を起こしやすい感情になっていることに私たちは意外と気づきません。
車を運転しているときは、外部、内部から刺激を受け、さまざまな感情の変化が起こります。
感情に変化が起きた際に、感情に心を奪われ衝動的な運転行動をとることになればその先に待っているのは・・・・
その第一 ステップとして大切なことは、今の自分の感情状態に気づくことができるかとどうかということなのです。
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