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子どもたちの笑顔を守る夏!〜子連れドライブの安全対策〜

夏休みに、お子さんとのドライブを計画されている方も多いのではないでしょうか?
海や山、テーマパークなど、楽しい思い出作りのために車でのお出かけは欠かせませんよね。
しかし、お子さんを乗せてのドライブには、普段以上に細心の注意が必要です。
今回は、子どもたちの笑顔を守るための、子連れドライブ安全対策のポイントをお伝えします。
1.チャイルドシートは命綱!正しい装着が最重要
子どもの安全を守る上で、何よりも大切なのがチャイルドシートの正しい装着です。
警視庁の調査によると、チャイルドシートの着用率は年々向上していますが、その一方で「取り付け不適正」による事故リスクも指摘されています。
※チャイルドシートの着用義務は、6歳未満の幼児が対象です。
見落としがちな落とし穴:
・ベルトのゆるみ:ベルトが緩んでいると、万が一の衝突時に子どもが座席から投げ出される危険があります。
・車のシートベルトとの固定不足:チャイルドシート本体が車のシートにしっかり固定されていないと、チャイルドシートごと動いてしまい危険です。
対策:
・取扱説明書を熟読する:車種やチャイルドシートの種類によって取り付け方が異なります。必ず取扱説明書を読み、手順通りに装着しましょう。
・「カチッ」と音がするまで確実に固定:ベルトやハーネスは、子どもの体にぴったりフィットさせ、たるみがないか確認してください。
・定期的なチェック:ドライブ前に毎回、緩みやねじれがないか確認する習慣をつけましょう。
2. 車内での危険から子どもを守る!
「車の中だから安全」という思い込みは禁物です。
子どもは予期せぬ行動をとることがあります。
車内での不注意が大きな事故につながるケースもあります。
見落としがちな落とし穴:
・窓からの転落・手や顔の挟み込み:子どもが誤ってパワーウィンドウを操作し、窓から身を乗り出したり、指を挟んだりする事故。
・ドアの不用意な開閉:走行中にドアを開けてしまったり、停車中に飛び出したりする危険。
・車内放置による熱中症:短時間でも車内に放置すると、あっという間に車内温度が上昇し、命に関わる熱中症のリスクがあります。
対策:
・チャイルドロックの活用:ドアのチャイルドロックは必ず使用し、走行中の不意なドア開閉を防ぎましょう。
・パワーウィンドウロックの徹底:パワーウィンドウの操作ロック機能を活用し、子どもが窓を開けられないようにしましょう。
・絶対に子どもを車内に放置しない:少しの時間でも、子どもを車内に残したまま車から離れるのは絶対にやめましょう。
3.長距離移動の工夫で笑顔をキープ!
長距離ドライブは、大人でも疲れるものです。
子どもにとっては、さらに大きなストレスとなる可能性があります。
子どものストレスを軽減し、ご機嫌でドライブを乗り切るための工夫も大切です。
見落としがちな落とし穴:
・休憩不足による子どものぐずり:飽きや疲れから、子どもがぐずりやすくなり、ドライバーの集中力を削ぐ原因に。
・水分不足、空腹:こまめな水分補給や軽食を怠ると、体調を崩したり、不機嫌になったりします。
・急ブレーキ、急ハンドル:子どもは体が小さく、揺れに弱いため、急な運転操作は大きな負担となります。
対策:
・こまめな休憩計画:2時間に1回を目安に休憩を取り、サービスエリアなどで体を動かしたり、気分転換をさせましょう。
・お気に入りグッズの持参:おもちゃや絵本、DVDなど、子どもが飽きずに楽しめるものを用意しましょう。
・水分・軽食の準備:水筒やお菓子などを持参し、喉が渇いたりお腹が空いたりした時にすぐに対応できるようにしましょう。
・ゆとりのある運転:急発進、急ブレーキ、急ハンドルを避け、常に穏やかな運転を心がけましょう。
今年の夏も、お子さんとの楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。
安全運転を第一に、みんなが笑顔で過ごせる夏にしましょう!
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