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標識は読めても、空気は読めてる?~状況判断力で防ぐ事故~

交通標識を正しく理解し、交通ルールをしっかり守っていますか?
もちろん、それが安全運転の基本であることは言うまでもありません。
しかし、それだけでは防げない事故があることをご存知でしょうか。
1.「標識は読めても」の限界
例えば、T字路で一時停止の標識があるからと、左右確認もそこそこに発進しようとした瞬間、死角から自転車が飛び出してきた…!
こんなヒヤリハット、経験はありませんか?
標識は『止まれ』と教えてくれても、その先にどんな危険が潜んでいるかは教えてくれません。
そう、まるで『空気を読む』ように、道路上の見えない危険を察知し、瞬時に判断する力が、ドライバーには求められているのです。

2.「空気を読む」運転とは何か?
危険予測能力の重要性
危険予測とは危険な未来をイメージして、そのような未来にならないように準備を行うことです。
具体的な危険予測の例
・見通しの悪い交差点での飛び出し
・駐車車両の陰からの歩行者や自転車の出現
・対向車の陰に隠れたバイクや歩行者
・子供の急な飛び出し
・急な天候変化による路面状況の変化
3.認知、判断力UPの練習
・周囲の状況を常に広く見渡す視野の確保(一点集中ではなく、全体を把握する)
・音や光、空気感など、五感をフル活用した情報収集
・他のドライバーや歩行者の表情、しぐさ、視線から意図を読み取る練習
・「この先で何が起こるか?」を常に考える習慣づけ(シミュレーション)
車を運転する時だけでなく日常の歩行や自転車に乗っている時も、交通安全の視点で周囲を観察する習慣をトレーニングしておくことで危険予知が上手になっていきます。
標識はルール、空気はマナーと安全への意識です。
ぜひ、最悪の未来にならないように「事故は防ぐ」という意識で日常生活を送ってみませんか?

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