雨天時の事故防止2

雨の日の事故を防ぐ為に前回は視覚不良についてお話をしましたが、今回は路面状態にスポットを当ててお話をしていきます。

1、雨が路面に与える影響

雨に濡れた路面は、晴れの日の乾いた路面と比べて滑りやすくなります。

特に、雨の降り始めは路面のホコリや油分が浮き出て滑りやすくなり、ブレーキの効きが悪くなるだけでなく、ハンドル操作にも影響を及ぼします。
特に、横断歩道や停止線などのペイント部分や、マンホールなどの金属部分は他の路面に比べて滑りやすく、スリップを引き起こしやすくなるため注意が必要です。

2、タイヤの点検・管理

日常的にしっかり点検しておかなければならないのは、タイヤの空気圧です。

空気圧は高すぎても低すぎてもタイヤの性能がきちんと発揮されません。

ドアを開けた部分や給油口の周囲に、適正空気圧を記したシールが貼ってあることが多いので、それに合わせて空気圧を調整してください。
自然とタイヤの空気は減っていくので、1か月~1か月半に1度は点検することをお勧めします。
また、タイヤの温度でも空気圧は変わります。
点検するのは、タイヤが冷えているときにしましょう。

そしてタイヤ溝の深さの点検も重要です。

タイヤの溝は、「タイヤの排水性能」「タイヤの駆動力・制動力の確保」「クルマの操縦安定性・放熱性の向上」といった重要な役割を担っています。
目安はタイヤの横にある三角のマークです。
この三角マークの位置付近だけ、わざと溝が浅く作られています。
すり減ってくると溝が途切れます。
このサインが出ると交換時期です。
早めの交換をお勧めします。

ハイドロプレーニング現象に注意。

雨の日などに濡れた道路を走った際、タイヤが水膜によって浮いてしまう現象のことです。
タイヤの溝が浅くなり、タイヤと路面の間の水をかき出す力(排水性能)が低くなることで発生します。
この現象が発生すると、制動距離(ブレーキが効き始めてからクルマが停止するまでの距離)が増大し、ハンドルやブレーキが効かなくなってしまうため、大変危険です。
新品タイヤでも速度をあげていくと発生しますが、溝が浅くなるとより低い速度からその現象が発生することが、試験によって確認されています。
走行前にタイヤの残り溝をチェックしましょう。

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