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不注意で起こる事故とは
クルマを運転するドライバーの多くは、「危ないっ!」と言ってしまうような経験や「ハッ」とした経験を、一度はした事があるのではないでしょうか。
交通事故を起こす原因の多くはドライバーの不注意によるものですが、不注意とはどのようなことが原因で起きるのか考えて行きたいと思います。
眠気によるもの
眠気がある状態は居眠り運転の原因となります。
少しでも眠いなと感じたらガムをかんだり、眠気覚ましのドリンクを飲んだりして、それでも眠気がある場合は一度自動車を止めて仮眠をとりましょう。
疲労によるもの
長時間の運転や、疲れているときの運転は注意力が散漫になり、事故につながることがあります。
眠気がある場合と同様に一度、車を止めて休憩をとってリフレッシュするのが効果的です。
ただし、疲労があまりに溜まっている場合には、運転自体を控えたほうが良いでしょう。
慣れによる過信
「いつも通っている道だから」といった慣れが生じてくると、初めての道よりも注意力が低下する傾向にあります。
また、乗り慣れた車の場合には「この速度でいつも角を曲がれているから大丈夫だろう」という過信が習慣化してしまいます。
たとえ走り慣れた道や自動車だとしても「かもしれない運転」を心がけ、常に初めての道路や自動車のときと同じ気持ちで運転することが大切です。
感情による変化
会社で上司に叱られたり、夫婦で喧嘩をしたり、怒りや悲しみなど通常とは違う心理状態で運転をすると、行動に影響することがあります。
ほかの自動車に割り込まれたり、追い抜かれたり、約束の時間に遅れそうなのにもかかわらず、前方の車がノロノロ走行し、イライラするような状況でも同様に乱暴な運転になるおそれも。
そういった場合には深呼吸をして気持ちを落ち着かせる、飲み物を飲んだり、音楽をつけたりしてリフレッシュするなど、アンガーマネジメントを行い冷静になるように心がけましょう。
ドライバーのぼんやり運転や注意力の低下が事故の大きな原因の1つになっています。
集中して運転できない理由にはさまざまなものがありますが、適度な休憩や感情のコントロールをしっかりと行い、客観視する冷静さと適度な緊張感と注意力をもって運転することが大切です。
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