営業車とマイカーの違い

『安全に対する意識』

車を利用して営業をする企業のドライバー(以下、「企業ドライバー」としましょう)は、「プロドライバー」ではありませんが、素人とは一線を画す必要があります。

企業ドライバーは、単に運転技能だけではなく「安全に対する意識」というものが高くなければならず、安全な走行をすることへの高い責任感を持つ必要があるのです。

新人社員は運転免許を取得して数年の方が多いことを考えると、彼らへの安全管理には特に目を光らせる必要があるでしょう。

『新入社員の意識』

新入社員のほとんどは運転経験が少なく、営業車とマイカーの区別の意識が希薄な人がほとんどです。

そこで自分は会社の看板を背負って走っているという意識改革が必要であり、マイカーと違い、営業車での事故が会社にどれだけの損失をもたらすかをよく自覚するべきです。
 
また、これは若者に限ったことではありませんが、コンビニでエンジンを掛けっぱなしにするなどマナーの問題や社有車の盗難など、大事な書類やパソコンのデータ紛失に繋がるケースも十分に考えられ、このあたりの指導は、社有車を運転する営業や直行直帰型のサービス業では重要でしょう。
 
さらに、片側一車線のカーブや交通量の多い道路に平気で駐車する人も少なくありませんが、事故が発生するケースも十分考えられ、営業車を運転させる上で道路環境への配慮もしっかり指導教育したいところです。

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